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仕事でゾーン状態(超集中)をつくり出す方法

【あなたは今、こんな不安を抱いていませんか?】

□ 仕事がうまくいかず、将来も不安になる

□ 頑張っているのに結果が出ずいつも不安になる

□ 人間関係がうまくいかず、周りとぎくしゃくして不安になる

□ このまま先、この職場でいいのか不安になる

これらは多くの人が抱えている不安やイライラなどの悩みの例です。もし、不安を今すぐ取り去る方法があれば、あなたは知りたいですか?

そんな今すぐ取り去る方法なんてあるわけない!っとお思いでしょう。確かに、そんな都合の良いことはないと言えるでしょう。

しかし、多くの場合、『自分にはどうしても変えられないこと』に不安感や悩みを抱いて抱いてしまうのです。

どういうことなのか?

例えば、
●相手の気持ちや考えを変えようとする
●車の渋滞や人混みでイライラ
●仕事の上司の言葉や態度に悩む
●パートナーのしぐさや言動にイライラする

ほんの一部だが、これらは自分の言動とは全く関係なく『相手』のことである。これらを変えようとしていませんか? また、世の中の情勢や天気(気候)など、これらは絶対に変えることもできないし、変えようと思うこと自体ナンセンスなんです。

あなた自身には、絶対にコントロールできない存在だからです。ですから、重要なことは変えられないことで悩まないことなんです。

また実は私たちが、
心配事や不安に思っていることの96%は起こり得ないということです。

米国ミシガン大学の研究チームが、心配事は実際起こるのか?という調査をしたところ、『心配事の80%は起こらない』という研究結果があります。

そして、さらに残り20%のうち、16%は事前に準備していれば対応可能なものなので、実際に起こる可能性はたった4%だと言うのです。つまり、心配に感じていることや不安に思っていることの、実に96%は実際には起こらないということです。

それなのに私たちは、このたった4%の不安や心配事のために、多くの時間やエネルギーを費やしてしまっているのです。

この不安や心配事が大きなストレスとなり、あなたの頭の中がこれらで支配されていると、どんどん脳ストレスは大きくなり、脳内ホルモンのバランスが崩れていきます。このような脳の状態では仕事に集中なんてできるわけがありません。

不安や心配事するのは、脳内の神経伝達物質「ノルアドレナリン」の働きであると言われています。ノルアドレナリンは、不快や危険を察知し「起きそうなこと」に対して事前に備える、いわゆる準備する能力です。

この「起きそうなこと」と言うのがポイントです。
実際は起きてもいないことを私たちは不快や危険を察知して、それを回避しようとするのです。この能力がなかったら、例えば同じ交通事故を何度も起こすことになります。十字路を直進しようしたら、横から車が飛び出してきて、事故を起こしてしまった。このような事故を一度経験すると、「横から車が飛び出してくる可能性があるから、次からは徐行して左右の安全を確認してから直進しよう」と考えるのです。これはノルアドレナリンがしっかりと働いている状態です。

しかし、もしこれが仕事でこんな経験をしたらどうだろう。
仕事で大きな商談を自分の失態でダメにしてしまった・・・次からは失敗しないよに、失敗しないようにと考えるあまり、これがストレスとなりノルアドレナリンの分泌量が低下し、次の行動ができなくなってしまう、つまりやる気を失ってしまうことにつながるケースがあるのです。

恋愛も同じです。
失恋し心に傷を負うと、次は失恋したくない、失敗したくないという意識が強く働き、次の恋愛ができなくなるということが起こりうるのです。これもいわば危険察知・危機管理能力、ノルアドレナリンの働きと言えます。


【仕事のストレスは仕事で返す!】
仕事で受けるストレスはいろいろあるだろう。大半の方は、仕事のストレスを仕事以外の遊び、カラオケ、飲み会などで解消しようとしますが、これでは本当の意味でのストレスの解消とは言えません。まず、大なり小なり仕事のストレスは誰でもあります。私たち人間含め生物は、様々なストレスを受けることで今の生命力を宿している。

私たち人間はこの世に生を受けるとき、人生最大のストレスを受けて産まれてくると言われています。お母さんが出産時に受けるストレスの10倍近くあるとも言われています。これはストレスホルモン(コルチゾール)の値で分かります。

お母さんのお腹の中にいるときは無菌状態でしっかりと守られているが、産まれる瞬間、様々な菌に触れ、「オギャー!」と声を張り上げることで、肺呼吸へと切り替え産まれてくる。この「オギャー」がないと息をしていないことと同じなのです。だから、背中を叩いてストレスを与え鳴かすのです。

現代はストレス社会と言われているが本当にそうだろうか?
一般的な仕事のストレス以上に強烈なストレスにさらされている人たちがいる。戦争・紛争地帯にいる兵士たちや、食糧難で明日食べるものがない貧困層の人々・・・私たち日本人はそんな戦争の真っ只中にはいないし、食べ物に困ることもほとんどない。世界でも裕福な国に居て生活保護もある。

ストレスをストレスだと感じている人と、ストレスは「人生のスパイスだ」と思っている人では、脳では全く違う反応を見せると言われています。

【ストレスに対する考え方で、脳の反応が変わる!?】
ストレスを悪いものだと思っている人と、ストレスを良いもの、これからの人生の糧になるものと思っている人では、脳では全く違う反応を見せることが分かっています。

ストレスを悪いものだと思っている人は、コルチゾールと言われるストレスホルモンがたくさん分泌されるが、ストレスは良いものと思っている人は、愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌される。オキシトシン(愛情ホルモン)は、様々な病気に対し、有効に作用するホルモンであることも分かっています。

ストレスが害である、ストレスは悪いものであるという思い込みが心身の問題を引き起こしているというのです。アメリカ・ハーバード公衆衛生大学院が2014年に行った調査によると、

●およそ85%のアメリカ人が「ストレスは、健康や家庭生活、仕事に悪影響を与える」と考えている。
●74%の人がストレスを多く感じ、ストレスがその人に直接的に害を与えていると考えている。
●およそ80%が「ストレスがその人の健康や家族関係、コミュニティーとの関わりに対して、何かしら良い影響を与えるとは思えない」と回答している。

このように、ほとんどのアメリカ人が「ストレスを減らそうと努力している」と答えていますが、大多数の人は「ストレスの量が変わらないか、年々増えている」と言っているのです。

このように結果として、私たちは悪い状況に陥ってしまい、誰もがストレスを感じるようになっていまったと言っています。ストレスは自分にとって悪いものだと思っているのに、ストレスを取り除くことができている人はいないのです。

【超集中状態(ゾーン)のさらに上位?スーパーゾーン状態はあるのか?】
女子柔道元金メダリストの松本薫さんが、TV番組で集中状態(ゾーン)に入った経験を語っていました。

その内容は、
松本さんは自身を「集中状態(ゾーン)」に持っていくとき、いわゆる「野獣に入るルーティン」として「女のスイッチを切ること」を挙げています。その時の感覚を「ゾーンのときは、宇宙とつながるんですけど…」と語り、「空からどういう戦い方をすればいいのかっていうのを、全部教えてくれるんですよ」と表現しました。

また、さらに松本さんは2回しか入ったことがないという「スーパーゾーン(超超集中状態?)」については「すごかったなあ」「急に来るので(意図的には)作れなくて」と話しおり、「全てがスローに見えるし、相手が何を考えているとかも全部わかる」とも振り返っていました。

松本選手は、ゾーン(超集中状態)を「スーパーサイヤ人」、ゾーンのさらに上の超超集中状態を「フュージョン(合体)」のようだとも語っていました。アニメ・ドラゴンボールの孫悟空がレベルアップしていく中で手に入れるパワーアップですね。

一般人には何を言っているのかさっぱり分かりませんが、何か「ひらめき」みたいなのが脳内に起きているかの状態とも言えますね。

発明王・トーマスエジソンや、彼のライバルの発明家・二コラ・テスラも宇宙と繋がっていたと言う話は有名です。トーマスエジソンは、椅子に座って片手に重い鉄球を持ち天を仰ぎ、ボーっと椅子に揺られている時に、パッと「ひらめき」が起き、鉄球が手から落ち、同時にアイデアがひらめいたと言われています。

ただ、それでは説明がつかないので、私なりに解釈した内容を書きたいと思います。

【子どもの集中力に習え!】
ひらめきが起きたり、超集中状態(ゾーン)に入る前がポイントだと考えています。全く同じルーティンをいつものようにこなし、いつも通りにやる。松本選手も試合直前に、自分の顔を叩き、女性のスイッチを切り、野獣へと変化させる。また、元メジャーリーガーのイチロー選手も、毎朝同じカレーを食べ、同じルーティンをこなし、試合に臨んでいたことは有名ですね。

つまり、ゾーン状態をつくるために何か特別なことをするのではなく、全く同じルーティンをこなすことで、脳とカラダは「今日もこれから試合なんだ。さて集中状態をつくろう!」と反応するのではないかと考えます。集中力が高まれば、臨戦態勢が取れるようになり、脳は戦いに備え、肉体へその情報を伝え、戦えるカラダをつくる。

その集中状態が最大限に高まったとき、「ゾーン」状態に達するのだと推測します。
そのとき、脳は非常に珍しい状態を示すと言われています。交感神経と副交感神経、この相反する神経が同時に働いているかのような脳波を示していると言います。

通常、交感神経系(緊張)が働いている時は副交感神経系(リラックス)は休んでいて、また逆に交感神経系(緊張)が休んでいる時は副交感神経系(リラックス)は働いています。

ところが、この超集中状態(ゾーン)では同時に働いている脳波を示すというのです。適度な緊張と適度なリラックス状態が、超集中状態(ゾーン)をつくり出しているのです。

これは、まさに子どもが夢中に何かの遊びに没頭して、外から何を言われてもその遊びをやり続ける。そんな状態に近いかもしれません。

仕事で超集中状態(ゾーン)をつくるには、「必ず同じルーティンで仕事に入れるよう、毎日同じことを繰り返し、仕事に就く」・・・これがベストな対応ではないかと考えます。

ちなみに、私は毎朝同じ時間に同じ公園、同じベンチで深呼吸を繰り返し、30分で帰宅する。同じハーブティーで入れたコーヒーを飲み、本を読む。仕事場に行けば、玄関の掃き掃除して・・・と全く同じことを繰り返しています。

こうすることで、何かトラブルが起きても、それほど慌てずにいられ、落ち着いた気持ちで入れます。自分なりの決めたルーティンを淡々とこなす、これを見つけて頂ければと思います。そうすれば、超集中状態をつくれるのではと思います!(^^

【セロトニンが超集中状態の鍵!?】
適度な緊張と適度なリラックス状態が超集中状態を作り出しているとすると、その時の脳内神経伝達物質であるセロトニン(幸せホルモン)が分泌されているときであるとも言われています。脳波で言うと、「アルファ2(α2)」が検出されています。

セロトニン(幸せホルモン)は、外部からのストレスに反応する3つホルモン(ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン)の中でも、他の2つのホルモン(ノルアドレナリン、ドーパミン)の指揮者の役割を果たしており、集中できない状態、つまりイライラしたり、不安がったり、やる気が出なかったりという状態を緩和してくれるのです。セロトニン(幸せホルモン)の分泌を促し、平常心でいることは常に集中状態に近づける近道と言えます。仕事でどんなストレスを受けたとしても、できる限り生活を乱さず、いつも通り同じことを当たり前のようにこなす・・・このことが超集中状態を作り出す準備なのかも知れない。

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※本文は下記より参考及び抜粋し再構成にて記載させていただきました。
国際生命情報科学会誌「セロトニン神経活性化の臨床的評価:脳波α2成分の発現
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