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病院で治らない腰痛119番

整形外科医が決して語らない腰痛の真実


ぎっくり腰の科学

ギックリ腰(急性腰痛症)は、多くの人々が一度は経験する痛みの一つで、その発症メカニズムについては、あまり知られていません。予防や治療のために非常に重要ですので、本稿では、ギックリ腰が引き起こされるメカニズムを医学的観点から詳しく解説します。

 1. ギックリ腰の定義

ギックリ腰は、突然の激しい腰痛を伴う症状で、英語では「急性腰痛症(Acute Low Back Pain)」とも呼ばれます。この痛みは通常、重い物を持ち上げたり、突然の動作を行ったりしたときに発生しますが、具体的な原因が特定できない場合も多いです。実際、当センターに来られる患者さんでも、原因がよくわかんないけど、急激に痛みがでてきて、動けなくなった、、、前かがみになろうとしても前屈が出来ないほど腰が曲がらなかった、、、腰を反らすことが全くできず、くの字に曲げってしまった、、、など様々なケースがあります。ただ、共通点は、腰椎や骨盤の骨、特に仙骨部(仙腸関節)に動きがなく、ガチガチの状態であることが大半なんです。特に、腰椎5番から仙椎1~2番にかけての靭帯、また仙腸関節付近の靭帯も強烈に硬くなっています。

 2. 腰椎の解剖学的構造

腰椎は、脊椎の下部に位置する5つの椎骨(L1〜L5)で構成されています。これらの椎骨は椎間板によって連結されており、椎間板は軟骨のクッションとして働きます。さらに、筋肉、靭帯、腱などが腰椎を支え、安定性と柔軟性を提供しています。理想とされる背骨の生理弯曲は滑らかなS字カーブを描き、頚部の前弯は半径17㎝、胸椎部の後弯は半径32~33㎝、そして腰椎の前弯は半径19~24㎝の弯曲があることが理想的です。3つのカーブがあることで、腰へかかる負担を1/10まで減らすことが可能となります。ギックリ腰を起こしてしまった腰は、この腰椎の前弯が消失してしまい、逆に後弯、腰が曲がった状態になってしまいます。

3. ギックリ腰の発生メカニズム

ギックリ腰のメカニズムは複雑で、多くの要因が関与します。以下に主なメカニズムを解説します。マニアックなお話かもしれませんが、ギックリ腰もちゃんとした病気の一つです。骨格の構造異常や関節の機能障害、筋肉組織や血管、神経の変性など多くの要因が絡んでいるケースもあります。私自身もギックリ腰に悩まされた一人です。当センターを開院するキッカケになったのも、ギックリ腰で悩む人たちの役に立ちたいと思ったからです。

3.1 筋肉・靭帯の損傷

重い物を持ち上げたり、不自然な姿勢をとったりすることによって、腰部の筋肉や靭帯に過剰な負荷がかかります。この結果、筋肉や靭帯の微細な損傷や断裂が生じ、炎症が発生します。炎症は痛みを引き起こし、痛みはさらに筋肉の緊張を招くため、悪循環が生じます。

3.2 椎間板の損傷

椎間板は、腰椎にかかる圧力を吸収する役割を果たしています。しかし、加齢や長期間のストレスにより、椎間板の弾力性が低下します。突然の動作や過度の負荷により、椎間板が損傷し、椎間板ヘルニアを引き起こすことがあります。椎間板ヘルニアでは、椎間板の内部のゲル状物質が外部に飛び出し、神経を圧迫し痛みを引き起こします。私が20代の前半、ギックリ腰を頻発し病院に通うも一向に治らなかったのが、この腰椎椎間板ヘルニアです。当センターに来られる患者さんもこの椎間板ヘルニアと診断された方が非常に多く来院されます。椎間板が損傷すると、ギックリ腰は頻繁に引き起こされるケースがあります。ある一定の角度や方向に椎間板が弱くなってしまうことで、同じ姿勢や動作を繰り返すことで、ますますその椎間板は弱くなり、クッション性を失うことで、腰の可動域が減少し、クシャミやネジレの動作だけでもギックリ腰を起こしてしまうのです。

3.3 関節の問題

腰椎の椎間関節(ファセット関節)は、脊椎の運動と安定性に重要な役割を果たしています。急な動作や不適切な姿勢により、これらの関節にストレスがかかると、関節炎や関節の捻挫が発生し、痛みを引き起こすことがあります。当センターでは、この背骨の動きの悪くなった、もしくは動かなくなった椎間関節にアプローチすることで、可動域を改善させることで、背骨の動きを良くし神経の流れを改善させます。

 3.4 神経の圧迫

腰椎周囲には多くの神経が走っています。椎間板ヘルニアや骨の変形により神経が圧迫されると、急激な腰痛が発生します。特に坐骨神経痛(座骨神経痛)と呼ばれる痛みは、ギックリ腰の症状の一つとしてよく見られます。この神経圧迫が残っていることで、治りが遅くなるケースがあります。早急に対処する必要があります。

当センターの施術方針であるカイロプラクティックの詳細は、こちらの映像をご視聴ください。

4. リスク要因

ギックリ腰を引き起こすリスク要因には、様々なものがありますが、私は20代で何度も引き起こされました。若いから大丈夫というわけではありません。それでは見ていきましょう。

【年齢】
加齢に伴い、椎間板や関節の弾力性が低下しやすくなります。椎間板の変性は、個人差はありますが、小学生からヘルニアが存在しているケースもあります。また定年レからの激しいスポーツなどにより椎間板に大きなダメージを与えるケースもあり、将来的にダメージが蓄積することで、障害が発症してしまうこともあります。

【運動不足】
筋力低下や柔軟性の欠如が、腰部に過剰な負荷をかけます。以外に知られていないのが、座位の姿勢、イスに座っている姿勢は、立位姿勢より椎間板にかかる過重負担が大きくなります。座位での事務職の方に腰痛持ちが多いのです。

【不適切な姿勢】
長時間の座位や不自然な姿勢は、腰椎にストレスを与えます。

【過体重】
体重が増えることで、腰椎への負荷が増加します。

【突発的な動作】
突然の動きや重い物を急に持ち上げることは、腰部の損傷を引き起こすリスクが高まります。

5. 予防と治療

5.1 予防

【適度な運動】
腰部の筋肉を強化し、柔軟性を維持することが重要です。特に、背筋や腹筋を鍛えるエクササイズが推奨されます。

【正しい姿勢】
長時間同じ姿勢を避け、正しい姿勢を保つことが重要です。

【適切な物の持ち上げ方】
重い物を持ち上げる際には、腰を曲げずに膝を曲げるなど、正しい持ち上げ方を心がけます。

【体重管理】
適正体重を維持することで、腰部への負荷を軽減します。

5.2 治療

【安静】
急性期には安静が重要ですが、長期間の安静は筋力低下を招くため、適度な活動が推奨されます。

【冷却と温熱療法】
急性期には冷却療法が有効であり、痛みや炎症を軽減します。慢性期には温熱療法が筋肉の緊張を緩和します。ギックリ腰の後、お風呂に入る方がいらっしゃいますが、急性の時は筋肉や神経、血管が
炎症を引き起こしているケースがございますので、温めることで痛みが強くなることがあります。ご注意くださいね!

【薬物療法】
鎮痛剤や抗炎症薬が痛みを軽減します。必要に応じて筋弛緩剤も使用されます。

【理学療法】
理学療法士によるリハビリテーションが、筋力を回復し、再発を防ぐために有効です。

【手術】
重度の椎間板ヘルニアや神経圧迫がある場合には、手術が検討されます。実際には手術が必要とされるケースが、ヘルニアと診断された人の数%程度と言われております。当センターが行うカイロプラクティック施術にて、軽減・緩解するケースがありますので、気軽にご相談ください。

6. まとめ

ギックリ腰は、多くの人々が経験する突然の腰痛であり、その発生メカニズムは筋肉・靭帯の損傷、椎間板の損傷、関節の問題、神経の圧迫など多岐にわたります。リスク要因を理解し、適切な予防策を講じることが重要です。また、発症した場合には、適切な治療を行うことで、早期回復と再発防止が可能です。日常生活における注意とケアが、腰痛の予防と健康維持に大いに役立つでしょう。

オプティマルヘルスセンターは、2024年5月より、個別指導の「家トレーニング」を開始いたしました。運動を習慣化することで、再発の予防と健康で長生きを実現する身体づくりを応援するサービスを始めます。オプティマルヘルスセンターは基本紹介制の施術院ですが、どうしても近隣に治療院がない、どこ行っても良くならないという方は、下記の予約専用LINE(友だち追加)を登録し、その旨お伝えください。誠心誠意、対応させていただきます。

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