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杖を突いて歩くのがやっとの腰の激痛を激減させた方法

杖をつくほどの痛みの原因はどこからきているのか?

杖をつき階段から降りてくる60代の女性、彼女(Oさん)のご自宅の玄関でその痛そうで満身創痍の姿を見ました。この状態になって2週間が経ったとのこと。2週間もの間、この状態が続くのも珍しい。このような腰痛になってしまったキッカケは、ちょっとした拍子に足首をくじいた後に腰痛が出始めたようです。それ以前にも腰痛はあったようですが、右足首をくじいただけで、こんな腰痛が起こるものなのだろうか。右足首には痛みは出ていない。知人である旦那様に連絡をとった時には2週間も経過しており、悪化の一途を辿っていた。もっと早く連絡頂けれなよかったのに、、、そう思いながらも、ご自宅から移動できないため、急遽訪問というかたちをとりました。ついていた杖を取ってしまうと、立ってるのみやっとの状態。背中を起こそうとすると腰に激痛が走り、もちろん姿勢を正すこともできない。

彼女(Oさん)の痛みと背骨・骨盤の状態を観察した結果は次のようでした。
①大きく骨盤は後傾し腰が反れない 反ろうとするとお尻(臀部)と右太もも裏(ハムストリング)に激痛が走る
②腰椎は前弯が消失し反ることができない 
③右腰部から臀部、腿裏(ハムストリング)への強い痛みとシビレ
④右太腿(右股関節から大腿筋)への痛みと挙げることができない

ざっと上げるとこんな特徴がありました。

背骨や骨盤のズレが引き起こす障害については、こちらの映像をご覧ください。↓

仰向け・うつ伏せができない腰の激痛をどう施術したのか?

立った状態でもはっきり分かるぐらい腸骨の位置が左右大きく違っていました。右の腸骨が下方へ大きくズレたことで、いわゆる右の骨盤の高さ(腸骨稜)が高くなり、腰の骨(腰椎)はグニャッと左に凸の状態に曲がっていました。

横向きにはなれるというので横向きから施術を開始しました。まずは骨盤の仙骨と腸骨の関節(仙腸関節)をゆっくり調整しました。仙腸関節がガチガチに固まっており、少しでも力を入れ矯正しようとすると痛みが出るようでした。2週間ほどひどい痛みが続いているため、神経や血管への圧迫が酷いようで少しでも動かそうとすると痛みが出ました。おそらく神経や血管を傷めている可能性がありました。また仙骨の調整も行いました。正確に言いますと、腰と仙骨の関節である腰仙関節の調整も行いました。仙骨は大きく後下方へズレ、腰は反れない状態でしたので、この腰仙関節を調整することで、少しでも腰の反りをつくり立つことを楽にするためです。

仙腸関節と腰仙関節だけの調整を横向きで10分程度行い、再度立ってもらいました。なんと!この時点で腰に反りができ、スッと立つことができるようになりました。同時に足踏みをさせると、挙げることができなかった右の太ももが垂直まで挙がるようになったのです。そのまま部屋の中を歩いてもらいと、、、驚くことに、杖をつかず歩けるようになっていました。

腰仙関節と仙腸関節だけの調整でほとんど痛みを感じることなく軽減したのです。受けた本人もビックリ!です。その後は、背中(胸椎)と頸椎(首)の調整を少し行い、股関節も調整しました。全30分以内で、杖をついてやっと立てるくらいの腰の激痛が激減し、スッと歩けるようになっていました。

完全完治に向けて

滅多に訪問施術は行わない当センターですが、今回はあまりにも痛みがひどく、車にも乗れない移動できないという容態でしたので、特別対応させていただきました。1回の施術で杖をつくほどの腰の激痛が減り歩けるようになりましたが、痛みは2週間以上放置していたことは事実ですので、しっかりとした施術計画を立て、治療をしていくことが重要です。ですから、当センターへしっかり来ていただけるよう、2回目の施術の予約を取っていただきました。施術後、痛みが激減し、歩けるようになっても、次の日起きたときに、その良い状態を維持できているかは、寝姿勢によって変わります。

最初は、2回目の施術は念のため翌日に行いました。朝起きてからもだいぶ痛みが減っており、杖をつかず歩くことは出来ていました。2回目の施術後にはさらに歩くことも楽になり、脚を挙げることもだいぶでき、普通の状態まで回復していました。ただ、4回目の施術から5回目の施術までに1週間ほど間が空くと、朝起きたときの痛みが出てきていました。

寝姿勢の状況をお聞きすると、ベッドの上にスプリングのマットを置き、さらにその上に薄いですがマットを敷いているという状況でした。

これでは朝起きたときに腰に痛みが出てしまうのです。腰や骨盤は寝姿勢の時、一番重くなり深く沈みこんでしまうために、腰が曲がった状態で固まってしまい痛みが出ます。スプリングマット1枚だけでも沈みこんでしまうのに、さらに上にマットを敷くことで、真ん中の腰や骨盤が当たる部位はより沈み込んでしまうため、朝起きた後の腰痛はひどくなります。

マットの硬さを変えなければありません。腰や骨盤の矯正をしていくことで、骨格(姿勢、骨の配列など)は変わっていくため、従来の柔らかいマットは合わなくなります。また、腰痛持ちの人には柔らかいマットは合いません!スプリングのマットや厚手のマットは止めて、畳の上に「薄手の敷布団(せんべい布団)」を敷いてその上に寝ることをおすすめします。

このアドバイスをしてから、彼女の朝起きてすぐの腰痛はなくなり、完治に向けてグングン良くなっていきました。普段の生活、つまり、その人の動作のクセや座位での姿勢、寝ているときの姿勢、運動習慣、転倒やケガ、仕事内容、栄養状態、ストレスなど様々な要因でカラダは歪み・ズレます。その長年のクセが関節のクセ(歪み」・ズレ)に繋がるのです。痛みがひどくなる前に歪みやすズレを治していくことをおすすめします。

最後に

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