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便秘の原因は何か!?2つの要因とその解決法

【なぜ便秘が起きるのか?】
私たちは食べ物を消化し吸収して、最後は排泄する、この働きを一生続けてる。しかも意識せずに。これは私たちの意思とは無関係に勝手に働いてくれている自律神経のおかげです。でも、ときどき便が出ない、または出にくい、便秘が訪れます。簡単に言いますと、便秘は消化器系の渋滞です。食べたものが体から出るのに何日もかかります。多くの場合、便秘は慢性的になる傾向があります。つまり、硬い塊の便がいきまないと出てきません。便秘の最初の発端は、「便をすることを我慢してしまう」ことにあります。特に主婦に多いのがこのケースです。子育てで大忙しのママさんは、ついつい便をすることを我慢してしまいます。もともと同じ時間帯にすることが習慣づいていたはずなのに、便を我慢したことで便をする習慣はいつの間にか後回しになり、出にくくなってしまいます。習慣性の便秘は、比較的早期に解決できます。単純に、朝同じ時間帯に便座に座る習慣を始めれば、2週間程度で便が出てくるでしょう。もし、それでも出ない場合は、ほかの要因があります。その要因について書いていきます。

 

便秘は結腸、別名大腸に原因があります。大腸は筋肉が発達しており、上行結腸〜横行結腸〜下行結腸〜S状結腸の4つの部分から成り立ち、最後は直腸〜肛門へとつながります。便を左右上下に蠕動運動で移動させ体外へ排泄させます。一方、小腸は消化された食べ物や、胆汁と消化液を含む便を大腸に送り届けます。

これが結腸を通過するとき含んだ水分の大部分は吸い上げられ、便が液体から個体になっていきます。ドロドロに消化された食べ物から、便らしい形へと変化していきます。この過程が長ければ長いほど、水分の再吸収が多くなり便がより固くなっていきます。大腸の最後尾であるS状結腸に到達すると、直腸に入る前、最後の水分吸収がなされて腸壁が引き伸ばされ、内肛門括約筋をリラックス(弛緩・緩ませる)させます。こうして、便が排泄しやすいような硬さに固まり、一定量溜まりと排便(排泄)の準備に入ります。

直腸最後に便が集まってくることで腸壁が刺激され、「便が溜まったよ〜」と脳へ報告したことで、脳は便を出すよう内肛門括約筋へ「筋肉を緩めて便を出していいよ〜」と司令を出します。内肛門括約筋は私たちの意志とは無関係に勝手に動く筋肉です。

このとき便を排泄するか、後回しにするかの選択ができます。つまり、外肛門括約筋を緊張させて便を出すことを我慢することもできます。外肛門括約筋は内肛門括約筋と違い、私たちの意志によって、肛門をギュッと締めることができます。それによって便を出すか出さないか選択できるということです。習慣性の便秘は、この便意を我慢すること、後回しにすることで、脳は「まだ便を出さなくていいんだ〜」と判断してしまうため、後に便ができにくくなってしまう現象です。

①便がたまる
 ↓
②たまった便が直腸の壁を刺激する
 ↓
③便が溜まったこと「便がたまったぞ〜」と
視床下部へ伝える
 ↓
④視床下部は内肛門括約筋を緩めて「便を出せるぞ〜」と便を出す準備をする
 ↓
⑤私たちの意志で外肛門括約筋を締めて(緊張させて)便を「今出すか?後に回すか?」決める



排便の簡単なメカニズムはこんな感じです。
①〜④の流れはすべて体が勝手にやってくれます。脳の視床下部という自律神経の中枢を担うところが行っています。一方、⑤だけ外肛門括約筋を締めることで便をだすことを後回しにもできます。便を出さず我慢することが多くなると、直腸への刺激に鈍感になり、便意を脳の視床下部へ伝えられにくくなります。また視床下部も「いつも後回しにするから後でいいや!」と排便するのを諦めます。こうして習慣性の便秘ができあがります。

溜まった便を出すには、骨盤底筋を緩め、直腸を直線状にし、さらに腹圧で押し出すことで、排便します。それが次の図です。

説明してきた排便のメカニズムで、起きやすい問題が2つあります。

一つは、大腸(結腸内)での便の移動が遅いことです。もう一つは②骨盤底筋が正常に働かないことです。

①大腸(結腸内)での便の動きが遅すぎて便からの水分の吸収が過度になり硬くなることです。

これは、大腸の蠕動運動が少ないことで起きます。この大腸の蠕動運動は、自律神経の働きにより行っており、交感神経(緊張状態)が働いているとき蠕動運動は抑えられます。一方、副交感神経(リラックス状態)が働いているとき蠕動運動は活発的に動きます。
ストレスがかかり緊張状態が続くと、交感神経が働きすぎることで蠕動運動が抑えられてしまい便秘気味になるのはこのためです。

ですから、副交感神経がしっかり働くことで大腸の蠕動運動は促されるのです。

2つ目・・・②骨盤底筋が緊張しすぎると直腸を強く引っ張るため、便が出にくい角度をつくってしまうことにあります。また妊娠や加齢などによる骨盤内にある臓器が逸脱(垂れ下がる)することで骨盤底筋に負荷がかかり緊張を起こす。これらのことで便が直腸から出にくくなります。

【快便になるために】
オプティマルヘルスセンター(以下OHC)では、大きく分けて2つの解決法を提案しています。

1つは、自律神経を整えることで蠕動運動を促すことです。
自律神経をしっかり働かせるためには背骨や骨盤の歪みを整えることと、脳内の神経伝達物質であるセロトニン(幸せホルモン)、ドーパミン(やる気ホルモン)、ノルアドレナリン(危険回避ホルモン)をバランスよく働かせることです。大腸の神経支配は腰椎部や仙骨部から出ており、骨盤や腰椎に歪みを生じると神経の流れが悪くなり、骨盤底筋が緊張して直腸を引っ張り上げてしまい便を出にくくしたり、また大腸の蠕動運動が悪くなったりします。自律神経が乱れると、脳内の神経伝達物質であるセロトニン(幸せホルモン)が低下していますので、セロトニン(幸せホルモン)がしっかり分泌できるようにする必要があります。

OHCでは、セロトニン活性療法により、脳へ働きかける特殊な施術法によってセロトニン(幸せホルモン)分泌を促します。また同時に背骨や骨盤の歪み、ズレを調整することで、神経の流れを良くしていきます。

2つ目は、腸内環境を整えることです。
腸内環境を整える方法として、まず発酵食品である味噌、キムチ、納豆などを積極的に摂ることです。また善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌などを含むヨーグルトや健康食品などで補うのも良いことです。口から摂取した多くの有用菌は胃酸で死滅してしまうケースが多いので、有胞子性乳酸菌のように熱にも酸にも強い植物性乳酸菌を選ぶのも良いでしょう。OHCがオススメする乳酸菌サプリはこちらです。

便が出やすくするためには、水溶性食物繊維を積極的に摂りましょう。グルコマンナン・イヌリンは、
腸内の善玉菌を育てる水溶性の食物繊維です。グルコマンナンは余分なものをすっきりさせ、体内環境をキレイに保ち、ダイエットにも役立ちます。またイヌリンは乳酸菌を育てるのに最も適した食物繊維のひとつです。脂溶性食物繊維と水溶性食物繊維の理想的な割合は、2:1の比率で摂取するのが理想です。私たち日本人は、圧倒的に水溶性食物繊維の量が不足しておりますので、これらを補うことで、ツルんとした出やすい便になるでしょう。

最後に、水分は1日に1~1.5リットルは摂ることと、排便時は便座に座って少し前かがみになると、直腸の角度が浅くなり便が出やすくなります(^^

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