【悪い姿勢はどんな影響を与えるか?】
「真っすぐ立ちなさい」とか、「姿勢悪くなっているよ」とか、「勉強の姿勢が悪いと集中力も出ないよ」とか、食事中に「猫背になってるよ!」と怒られたことありませんか? 姿勢のことで注意されたことあるのではないでしょうか。
本人には意識がなく無意識で悪い姿勢になっているので、気に触る言葉ではありますが、その悪い姿勢が健康や精神(メンタル)に悪影響を与えていることはすでに科学的にも証明されているのです。
立ったり座ったりするときの体の構え方である「姿勢」は、すべての体の動きの基礎であり、体の動きに伴う負荷にどれだけうまく対応できるかを決める重要な要素でもあります。
※普段の生活の様々な場面で姿勢は変化しクセがつきます
姿勢に与える負荷には、重い荷物を持ったり変な姿勢で立つや座るなどがありますが、以外に知られていないのは、転倒してケガ・骨折をする、仕事や人間関係での精神的なストレス、妊娠や出産、薬や化学物質(添加物や環境化学物質)による体内の汚染など、これらも姿勢を悪化させる要因になっていると言われています。
私たちが毎日経験し最も影響を受ける力、それは重力でしょう。その重力に対し最適な姿勢をとっていなければ、まっすぐバランスを取るために筋肉はより強く働かなければなりません。
姿勢が悪くなることで、その歪んだ状態で筋肉は姿勢を立てるためにより強く働くため、凝り固まって柔軟性を失ったり、萎縮してしまいます。この悪い姿勢の状態が続くと、体全体の動きが悪くなります。首が回りにくくなったり、肩や腕が上がりにくくなったり、腰を反ることがキツくなったり、立ち上がりや座るときに腰が痛かったりと、動きの制限が出てきたりもします。
これは筋肉が持つ負荷への対応力がなくなってきたことを意味します。つまり、悪い姿勢は皆さんの関節や靭帯を通常以上に消耗させて、体の故障の可能性を高め、肺や心臓、胃、腸など様々な臓器の機能を低下させてしまいます。
転倒して手がうまく出ず顔や頭部に大ケガをしたり、足が上がりにくいために階段や小さな段差でつまづき転ぶ、骨折や捻挫のケガが長引き一向に治りにくいなど、治癒に対する能力の低下も招きます。
転倒による足首の捻挫や膝のケガ、手を着いたときに起きる手首や肘のケガ、重い荷物を持ったあとの背中の痛み、長引きく胸やけや消化不良、やる気が起きない日々、便秘や下痢が続いたりと、体調不良が一向に良くならない日々が続きます。悪い姿勢が発端となり様々な症状へと進行していくこともあるのです。
最近歩くスピードが遅くなった、、、歩幅が小さくなった、、、歩いている姿勢が悪く猫背で格好悪い、、、悪い姿勢で似合う服がなく太ったことでダボっとした洋服しか着なくなった、、、など姿勢の悪化は容姿・外見の悩みも加速させる要因のひとつです。
悪い姿勢が唯一の原因ではないものの様々な研究で、脊柱側弯症や緊張性頭痛、首や背中、腰の痛みは悪い姿勢と関係があるとわかっています。さらに、姿勢は感情の状態や痛みの感じやすさにまで影響を及ぼします。
では、なぜ姿勢の悪さが治癒能力低下させたり、感情にまで影響を及ぼすのでしょうか?
姿勢の悪さからくる背骨の歪み・ズレは、私たちの神経に悪影響を与えます。脳から出た神経は脊髄を通り、背骨の間から無数に枝分かれして、手や足、すべての内臓器官へと繋がり、全身に行き渡るように張り巡らされています。そして、私たちの体はこの脳から出た神経によってすべてがコントロールされているのです。
つまり、全身をコントロールしている神経のどこかに何らかの通信トラブルが起きることは、脳とその部位の通信が正常に行われていないことや、正しい情報が行き届かなくなることと同じことであり、体を正常にコントロールできなくなるのです。脳と体は常に神経によって情報交換を行っており、全身の各部位の情報を集め、その情報をもとに脳は正しく的確な司令を出しているのです。
この神経の通信トラブルが最も起こりやすい部位が「背骨」なのです。脳から出た神経は脊髄を通り背骨と背骨の間(椎間孔)から出て全身に行き渡ります。この椎間孔で起きやすいのです。背骨のズレを「サブラクセーション」といいます。サブラクセーションをより詳しく解説した映像はこちらです。↓
では、どんな姿勢が正しいとされているのか?
私たちの姿勢を正面や背面から見たとき、背骨は真っすぐ、側面から見たときは、滑らかなS字カーブを描いているのが理想的とされています。このS字カーブを生理的弯曲と言います。下の図で言いますと、一番左(緑)の人の姿勢が理想的な姿勢です。それ以外は滑らかなS字カーブが失われており、猫背や平背(軍隊姿勢)になります。
私たちの姿勢がどのようにつくられているのか。
胎児~この世に誕生した直後は、背骨はCの字です。滑らかなS字カーブは存在しません。首の力で寝返りをし始めることで首の弯曲がつき始めます。うつ伏せでずり這いをしてくると首の力で頭をもたげられるようになり弯曲ができます。お座りができるようになってきたり、ハイハイし始める頃には背中の弯曲ができてきます。そして、立つ準備です。つかまり立ちをしてくる頃にやっと3つ目・最後のカーブ、腰の弯曲ができてきます。
私たちの体が健康であるためには、3つの要素である自律神経系、免疫系、内分泌ホルモン系をしっかり働かせることです。良い姿勢でいることの利点は、司令塔である自律神経系を整えることでもあるのです。
【オプティマルヘルスセンター(OHC)では、姿勢の悪さにはどう対応しているの?】
オプティマルヘルスセンター(OHC)では、ひとり一人違うカラダの負荷を姿勢科学的に分析し評価したうえで、施術を行います。自律神経の乱れからくる様々な症状も熟知しておりますので、安心して受けられます。当センターの姿勢分析の動画をご視聴ください。
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