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寒さと姿勢と頭痛の関係 血行不良が原因!?

【寒いと姿勢が悪くなる】
梅雨の時期には頭が重くなり、頭痛を頻繁に起こす人も少なくありませんが、冬の時期も頭痛を引き起こしやすい季節です。1〜2月は極端に気温が下がり寒くなり、どうしても姿勢は悪くなります。首は前に出て、肩をすぼめ背中は丸くなります。まさに筋肉が硬直してしまう状態をつくってしまいがちです。

どうして、頭痛が起きやすくなるのでしょう。
頭痛は大きく分けて3つのタイプに別れます。(急性による危険な頭痛は省いております)

①緊張性頭痛
首の後ろや、後頭部などが重く痛くなる症状です。肩こりや首コリがひどくなり、それから頭痛が起きるケースが大半です。この緊張性頭痛の場合、首から肩、背中の筋肉が緊張し、血流が悪くなるために起こります。いわゆる首周辺の頭部への「血行不良」です。ほとんどの場合、首の中心から3cm以内の筋肉の緊張により起こります。

 

寒くなると、「寒い~!」と肩や首をすぼめる動作が多くなり、筋肉は緊張してしまいます。。。



片頭痛
片頭痛が発生するメカニズムはまだ十分に解明されていません。現在のところ、●三叉神経―血管説が有力です。簡単に言いますと、「脳の血管が拡張し炎症を抱えることで痛みが発生する」とされています。

ズキンズキン・ガンガンと響く頭痛、視界を横切る光り輝くジグザグの線が見えたり、光に対する過敏症、長引く倦怠感、途切れがちな睡眠など、これらの症状も重なり、動けなくなるほどの頭痛が「片頭痛」に共通する一般的な症状です。しかし、一人ひとり頭痛の症状は異なり一概に頭痛の一言では語れないのも事実です。

片頭痛とは何なのか? 脳内では何が起こっているのでしょうか?
片頭痛を知るには、頭痛が起きる何日も何時間も前に遡る必要があります。

片頭痛の前兆として気づくことが多い症状は、
●頻繁な大きなあくび ●睡眠障害 ●倦怠感 ●嘔吐・吐き気 ●光や音に対する過敏症 ●口の渇き(口渇感)などがあります。これらの前兆は、脳の特定の領域に関係しています。
 



それが、視床下部です。視床下部は、生命の根幹である「自律神経」の司令塔です。自律神経は、呼吸、消化、血液循環、概日リズム、体内のホルモンのバランス、水分調整など様々な機能を私たちの意思とは関係なく自律的にコントロールをしています。この自律神経には興奮状態などをもたらす交感神経、リラックス状態などをもたらす副交感神経があります。交感神経と副交感神経のどちらかに傾きすぎないよう、視床下部が指令を出してシーソーのようにバランスをとっているのです。

視床下部は、脳の広い領域とつながっています。視床下部、いわゆる自律神経の機能に何らかの乱れが生じると、その部分とつながりのある影響を受けた脳の領域によって、さまざまな異なる前兆症状が現れます。例えば、
その乱れが視覚野に波及すると、視野全体に広がる暗点や像が見える症状が出てきたりもします。


片頭痛は、三叉神経と深い関係があります。三叉神経とは、皮膚や顔の大部分や頭皮の一部、大脳皮質を覆う血管や膜の一部に至るまでの各部位からの、触覚や温覚、そのほかの感覚を伝えます。大脳皮質を覆う血管や膜の一部に至るまでの各部位の触覚や温覚、その他の感覚を伝える役割を担っています。この三叉神経が活性化すると、痛みの信号を伝えます。このとき、三叉神経に並行するように通っている血管は激しく縮まったり(収縮)、広がったり(拡張)しています。



では、どんなときに脳の血管が縮まったり(収縮)、広がったり(拡張)するのでしょうか。
一番わかりやすく言いますと、それは脳が「ストレス」を感じたときです! 私たちの脳はストレスを感じると、セロトニン(幸せホルモン)を分泌することで、ストレスを緩和しようとします。セロトニン(幸せホルモン)分泌が増えると、最初血管は縮まります。ところが、さらにストレス過多になるとセロトニン(幸せホルモン)の分泌も枯渇し分泌量自体が減ってしまいます。セロトニン(幸せホルモン)の減少は、血管を過度に拡張してしまうので、これが神経(三又神経)を刺激しズキンズキンと痛むのです。三叉神経は耳の前付近にあるため、コメカミや耳の上あたりが痛むケースが多いのはそのためです。

一見、緊張性頭痛とは違うように思えますが、血管を広げることで血流を促そうとするカラダの反応ですので、「血行不良」が起きていることを示していると言えるでしょう。



③群発性頭痛
じっとしていられないほどの激痛が頭を襲う。特に片側の目の奥にそれが現れることが多いとされる「群発性頭痛」。片側の目の奥がえぐられるような強烈な痛みが、年1~2回ほど発症し、頭痛が起こる。ひどいとき(群発期)には、1回につき1~2時間程度の激しい痛みが1~2カ月間にわたって続くことが多いと言われています。

群発性頭痛が起こる原因や発症のメカニズムについてはまだ解明されていませんが、片頭痛と同じように血管の拡張と自律神経のバランスの乱れが群発性頭痛の発作を引き起こす原因の一つになり得ると考えられています。痛みの現れる部位や頻度などが違うだけと考えられ、発症メカニズムは似ているのでしょう。

私の見解では、片頭痛は動脈で起きるのに対し、群発性頭痛は静脈で起きるのではないかと考えています。あくまでも推測ですが。。。


【頭痛は脳への血行不良が原因!?】
頭痛で必ず診てもらわなければならないカラダの部位とは・・・
結論から言いますと、頸椎1番(専門用語:アトラス)です。私たちのカラダは全身が神経でつながってます。カラダの異常な状態を神経が感知し脳へ知らせることで、脳は適切な判断を下し命令を送ることができます。頭痛という症状も「頭で異常が起きているよ~!」とSOSのサイレンを鳴らしています。カラダの部位のどこかで神経が異常を感知しその情報を脳へ知らせることで、適切な判断を下せるようなシステムを持っているのす。

脳への血液を送り込む血管は、首の横を通っています。首が歪んだことで、筋肉が硬直しその血管を圧迫してしまうと脳への血流が悪くなります。特に頸椎1番から出ている神経は、脳へ向かう血流と大きく関わっているため、頸椎1番の調整は頭痛改善には重要な要素となります。

頸椎1番から出ている神経の流れが回復すると、脳への血流以上をしっかり感知し、その情報をもとに「血液を送れ~!」と命令が下され、血流が流れます。これがいわゆる自然治癒力が発揮できる条件のひとつと言えます。自然治癒力とは、私たちのカラダが自ら治そうとする力のことです。神経の圧迫を取り除き、神経の流れを正常にすることは、頭痛改善にとても重要なことなのです。

【どんな姿勢が理想的なのか?】
寒くなるとどうしても猫背姿勢になってしまいがちですが、頭痛は首の歪みが大きな原因の一つです。理想的な背骨の状態、S字カーブに近づけるためには頸部の弯曲(前弯)17㎝前後のカーブが重要な要素になってきます。この弯曲が崩れてしまうと、頚椎1番にズレが生じ、頭痛を引き起こす要因になっているのです。

S字カーブがしっかりとあることで、腰への負担を1/10までに軽減させているのです。この背骨のS字カーブは、人類が進化の過程で得た最も理想とする姿勢の状態であるのです。


【正しい姿勢を維持するのに最低必要なこと】
眠るときの枕を変えることが重要です。寝姿勢は、普段の姿勢、つまり背骨と密接に関係があり、枕の形や仕方によって猫背姿勢を強調してしまうケースが多いからです。また、特に頭痛持ちの人は、頭痛で目が覚めてしまう・・・首肩が痛くて起きてしまうなど、睡眠の質に関わる人も少なくありません。
枕は首の後ろに当てて、頚椎の弯曲半径17㎝になるような枕がお勧めです。しっかりとした頚椎のカーブがあると、首や肩の筋肉の緊張も起きにくく、また脳への血流も良くなるので、夜グッスリ眠れ、朝はスッキリ起きれるようになるのです。動画と合わせ下記をご確認ください。

【オプティマルヘルスセンター(OHC)では、頭痛にはどう対応しているの?】
オプティマルヘルスセンター(OHC)では、ひとり一人違うカラダの負荷を姿勢科学的に分析し評価したうえで、施術を行います。多くの症例から頭痛持ちの人に共通の歪みなども熟知しておりますので、安心して受けられます。

もし、あなたが3院以上、3か月以上通っているのに一向に良くならない場合は、背骨、神経、脳の専門とした施術を行うオプティマルヘルスセンター(OHC)へぜひお問い合わせください。本来、オプティマルヘルスセンター(OHC)は紹介制ではありますが、ご紹介者のいない新規のお客様もお受けしております。

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