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起立性調節障害・・・朝起きられない中高生が激増!原因はセロトニン不足と姿勢の歪み!?

【朝起きれない中高生が増えている!】
朝何回声をかけても起きない、お昼くらいになってやっと起きるが頭は痛いし体はダルい、やる気が出ない、頭はボーっとしている、夜は元気なのに朝になると一向に起きることができない、、、こんな症状は「起立性調節障害」かもしれなません。

私が中高生の時代には、起立性調節障害という言葉はなかったと思います。朝礼でバタッと倒れたり、午前中は全然出席しない子はいた記憶はあります。その当時は、ただ学校に行きたくないとか、やる気がないだけとか、ダラダラしているからだとか、性格や気持ちの問題にされていました。このような症状が、体や脳への血流不良が原因であることは全く知られていませんでした。思えば、その当時先生や家族に理解されず、つらい思いをした子どもはたくさんいたのではないかと思います。

起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)とは、自律神経が乱れて体や脳への血流が低下する病気のことを言います。主に次のような症状を抱えてしまいます。

●立ちくらみ、めまい
●寝つきが悪い
●寝起きが悪い
●腹が痛い
●気分がすぐれない
●イライラ
●不安感
●失神
●頭痛
●動悸
●パニック発作
●湿疹
●朝の体調不良
倦怠感、疲労感
●胃腸の不調
●集中力・思考力・やる気の低下
●学力の低下
●猫背
●覇気がない

小学高学年から中学生で発症し、男女比では女子のほうが多い傾向になります。成人になってからの発症するケースもあります。朝起きれないため会社に行けない、会社に出ても仕事に集中できないなど、生活全般に支障が出てしまう方も少なくありません。

起立性調節障害に悩むお子さんの身体的な特徴は、やせ型で、色白の肌、言葉数が少ない(自分の気持ちをうまく伝えられない?)、まじめ、、、こんな特徴が見受けられます。私が診てきた患者様にはこんな特徴がありました。

実は起立性調節障害になりやすい職業もあります。それは宇宙飛行士です。肉体的にも精神的にも様々な訓練を積んでる精鋭たちでも、起立性調節障害に悩むのです。つまり、精神論では絶対に乗り切れない病気、それが起立性調節障害なのです。

【起立性調節障害の人の共通点】
起立性調節障害に悩む中高生のお子さんの身体の共通点は、

●首がガチガチで硬直
●背骨(頸椎・胸椎・腰椎・仙骨)に触れると激痛に近い痛みが出る
●猫背である
●肌が色白である・青白い・顔色が悪い
●痩せているか、やせ型
●体力がない(エネルギーがつくりにくい状態)

脳から出た神経は(自律神経の主に副交感神経)は首を通り全身に行き渡ります。この首の筋肉がガチガチに硬くなって神経や血管をひどく圧迫しています。その部位をちょっと指先で触れただけでも、触れられた本人には強烈な痛みが出ます。これは、神経が過敏になっている証拠です。また背骨から出た神経も過敏になっているため、背骨もガチガチに硬くなっており、背骨に触れただけでも痛みが出ます。また、立ち姿勢も、座位姿勢も猫背気味です。猫背になると、胸が開きにくくなるので、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると自律神経は乱れやすくなってしまいます。呼吸は吸って(緊張:交感神経)、吐いて(リラックス:副交感神経)を繰り返しており自律神経が勝手に働いてくれていますが、自律神経の中でも唯一、私たちの意思で吸って~吐いて~をコントロールできる神経でもあります。

起立性調節障害の根本的な原因は、体や脳への血流不足です。血流が不足すると、顔色は悪く青ざめたように見え、全身は血色が悪い状態になります。これは全身の細胞ひとつひとつに酸素と栄養を運ぶことが難しくなっている証拠でもあります。私たちの細胞の中では生きるためにエネルギーを作っています。簡単に言いますと、体内に「火力発電所」があるイメージです。細胞は血液から酸素を取り込みミトコンドリアという「火力発電所」でエネルギーを作り出すことで、元気に生きていけるのです。

このように血行不良は、エネルギーを効率よく作り出すことができず、体力のない体になってしまうこともあり、起立性調節障害の特徴です。自律神経は、血流を流したり、止めたりと血流の指示も行っています。神経が圧迫されると、体のSOS信号も脳は受信できず、また脳は適切な指示を血管へを送ることができないため、血行不良が続いてしまうのです。神経の圧迫は痛みを引き起こすだけでなく、血管だけでなく様々な内臓の機能低下を招く原因なのです。

背骨のズレ(サブラクセーション)が神経圧迫を引き起こすメカニズムはこちらの動画をご視聴ください。↓

背骨のズレ(サブラクセーション)が起きると、神経の流れが悪くなります。これが自律神経で起きれば、その神経の流れが悪くなり、不調も出てきます。

【背骨のズレ(サブラクセーション)が起きる要因とは?】
自律神経が乱れる原因は、背骨のズレ(サブラクセーション)や血行不良が主な原因です。またそれらを引き起こす要因となっているのは、幼少期のケガや普段の姿勢です。以外に知られていないのが、出産時における「かんし分娩」や「吸引分娩」による首の骨のズレです。産道を通るとき、なかなか出産できないときに使われる器具ですが、生まれてくる赤ちゃんは、無理に首をねじられたり、引っ張られたりされることは大変な首へのストレスであり、それがもとで首の骨がズレたまま放置されるとそのまま成長するため、ズレが残ったままになり、神経を圧迫しているケースも少なくありません。通常分娩であっても、8割の赤ちゃんに何らかの歪み(ズレ=サブラクセーション)があるのです。
赤ちゃんが片方しか向かない、いつも同じ方向を向いている、夜泣きがひどく眠ってくれない・・・これらは首の骨がズレている兆候を示すもののひとつです。当センターにも、出産後なかなか泣き止まない赤ちゃんに困って、お連れになる親御さんがいらっっしゃいます。首の骨を調整するだけで、夜グッスリと眠ってくれるようになります。

背骨のズレ(サブラクセーション)を引き起こす一番の要因は、転倒によるケガです。子どもは5歳までに2000回以上転び、そのうち1割の200回はひどく体を打ちつけるます。この衝撃により背骨のズレ(サブラクセーション)が起こり、関節は動きにくくなり固まっていくことで、姿勢も悪くなっていきます。関節の動きが悪くなると神経の圧迫が進行し、自律神経が乱れてくるのです。

こうして子どもの背骨の関節の歪み(ズレ)が長期に見逃され、知らず知らずに症状を悪化させているのです。

【セロトニン(ハッピーホルモン)不足が症状の悪化を招く】
朝起きれない、頭痛がおさまらない、疲労がとれない、やる気が出ない・・・と症状が悪化している子どもの特徴は、セロトニン(ハッピーホルモン)が不足し姿勢が悪化していることです。

セロトニン(ハッピーホルモン)とは、簡単に言いますと私たちの「気分」の状態を決める成分です。(正式には脳内の神経伝達物質)他に「やる気」を引き出してくれるドーパミン、「危険回避」するときはノルアドレナリンなどがあり、これら3つがバランスよく働く、つまりオーケストラのように美しい音色を奏でているのが理想的な状態です。ところが、ストレス過多が続くと、オーケストラの音色はちぐはぐになり、良い音色が奏でなくなります。そして、セロトニン(ハッピーホルモン)はオーケストラの指揮者のように他のドーパミン(やる気ホルモン)やノルアドレナリン(危険回避)の暴走しないよう、しっかりサポートしてくれています。

セロトニン(ハッピーホルモン)は、頭をスッキリさせたり、表情を豊かにしたり、抗重力筋に働き姿勢を維持したり、血管を縮めたり(セロトニンが減少すると血管が広がる/セロトニンが増えると血管が収縮する)、腸内では蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発にする役割を持っています。起立性調節障害の子どもは、このセロトニン(ハッピーホルモン)が不足しているので、姿勢が悪く猫背で表情も乏しく、腸内環境も悪化している傾向があります。このようにセロトニン(ハッピーホルモン)不足が続くことで、朝は起きれなくなり片頭痛にも悩まされスッキリ感がなく疲れやすい体になっている子どもが非常に多いのです

【オプティマルヘルスセンター(OHC)では、起立性調節障害にどう対応しているの?】
オプティマルヘルスセンター(OHC)では、朝起きれなく体調が悪いお子さんには、猫背で姿勢が悪化した体の状態を、姿勢科学的に分析し評価したうえで、施術計画を立て施術を開始いたします。また、セロトニン(ハッピーホルモン)不足を補うために、「セロトニン活性療法」を行います。セロトニン神経に直接刺激を加え、セロトニン分泌を促す施術を行います。治っていく過程や期間はお子さまそれぞれですが、多くの症例から3か月~6か月が改善の目安とお考え下さい。
起立性調節障害の子どもは、首の筋肉が硬直しており、背中は猫背で丸くなっています。胃や腸の神経が通る背骨の部位にも大きな歪み(ズレ)があります。首の筋肉の硬直は脳への血流を妨げているので、まずは脳への血行不良の改善に向けて首の施術を行います。(特に頸椎1番や2番の施術です)さらに、胃腸系の症状の緩和と働きを良くするために背中(胸椎4~7番の施術です)を施術を行い、「セロトニン活性療法」でセロトニン分泌を促していきます。施術後は、頭がスッキリした、温泉上がりのようにポワ~ンとする、元気が出た・・・など、施術直後にも関わらず、そのような声を頂きます。これは、セロトニン分泌がしっかりとできたという証拠でもあります。つまり、「気分」はセロトニン分泌がされたことで、「気分が良くなった」ことに他ならないということです。

もし、あなたが3院以上、3か月以上通っているのに一向に良くならない場合は、背骨、神経、脳の専門とした施術を行うオプティマルヘルスセンター(OHC)へぜひお問い合わせください。本来、オプティマルヘルスセンター(OHC)は紹介制ではありますが、ご紹介者のいない新規のお客様もお受けしております。

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もし、あなたが「いきなり通院はできない」と思われる場合は、オプティマルヘルスセンター(OHC)の「幸せホルモンで覚醒スイッチON!脳と体を最高にコンディショニング!」を無料動画配信中ですので、こちらを友だち登録して観てくださいね(^^

参考)
NPO法人起立不耐症と起立性調節障害の会