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荷物を持ったら腰がグキッ!ヤバい荷物の持ち方とギックリ腰対処法

 

【ギックリ腰を何度も繰り返す人の共通点】

そもそも、腰痛持ちの人とそうでない人、何が違うのでしょうか。腰痛に限らずカラダの痛みを常に持っている方の共通点は、「カラダの使い方」が間違っていることです。いまさらカラダの使い方が間違っているよって言われても、、、と思うかもしれませんが、実は姿勢や座り方、動作のクセなどがカラダの痛みを引き起こす要因のひとつなのです。

特にギックリ腰を引き起こす要因は大きく分けて2つあります。

①腰をねじり、前かがみの動作のクセがある

②背骨が歪んだ状態を長期間放置している

私たちが、前後に腰を曲げたり、背中をねじったりと背骨を自由に動かせることができるのは、背骨(椎骨)一つひとつがしなやかに動いているからです。つまり、背骨と背骨の間にある椎間板がクッションの役割を果たすことで、しなやかに滑らかに背骨を動かすことができます。

腰の部分では上半身の体重をしっかり支えるために、腰の背骨(腰椎)は捻ることができない構造になっています。捻ってしまうと、椎間板に切り裂くような剪断の力が加わることで、クッション性が弱くなってしまいます。椎間板がつぶれた状態で、さらに前かがみで重い荷物を持つことで圧迫が加わり、さらに捻られると、椎間板は悲鳴を上げてしまうのです。。。

ひどい場合は、椎間板(の髄核)が後方へ突出してしまい、脊髄神経を圧迫することで、椎間板ヘルニアの症状が出てしまうケースもあります。姿勢と腰の圧力負担は、下記のようなグラフになっており、立位が100とすると、立って前傾で荷物を持つ場合は、220と腰への負担は立位の姿勢と比べ2.2倍の負担になります。

姿勢と腰への負担(椎間板の圧力)の関係 出典:Nachemson.1976

そもそもギックリ腰は突然起きるものではなく、その前に何らかの予兆があります。つまり、なんか腰が重いな~とか、腰の違和感とれないな~のような前兆があり、荷物を持つ動作やくしゃみなどが引き金となりギックリ腰を引き起こします。このようにギックリ腰は起こるべくして起きているのですから、その違和感は放置してはいけないのです。

【ギックリ腰が起きてしまったら・・・】

ギックリ腰は、その重症度合いによって対処法が異なります。重症度が低いにも関わらず、対処法を間違えると腰の痛みはなかなか取れず長引きます。また重症度が高いにもかかわらず適切な対処法をせず放置しておくと、一向に回復せずますます悪化させることなります。

重症度が低いケースとは・・・
●痛みはあるが立って動ける
●腰はなかなか伸びにくく痛みがあるがなんとか反れる程度
●朝起きるとキツいが動けるよいうになると痛みはあるがゆっくりだと動ける

このようなケースは比較的重症度が低いので、安静にしすぎたり、怖がって動かないでいたりすると、腰の筋肉は硬くなり、ますます腰の違和感は増していくこともありますので、気を付けながら、普段の生活をこなしておくことをお勧めします!特にウォーキングをしたりすることで、早く回復することがあります。

また次の動画の体操をすることで、回復に向かう可能性がありますのでお勧めします。
注)重症度が高い場合は本エクササイズが合わないケースもございますので、専門医の診断をあおぐことをお勧めします。


重症度が高いケースとは・・・
●まったく動けない、立てない、寝返りできない
●這って歩く
●やっと座ったが痛みがひどくなる
●座ってから立つことでまたギックリ腰を引き起こしそうになる
●腰に何度もピキッ、グキッと刺激が入る

このケースは神経や血管に強烈な圧迫(刺激)が加わっている可能性があります。また椎間板は強く圧迫された状態が続き、クッション性を失いまったく回復していないと考えられます。重症度が低いケースとは違い、歩くことで椎間板のクッション性を回復させる狙いがあるが、上記のような重症度が高くなると、ウォーキングは通用しなくなります。

横になり安静でいることで椎間板への圧力を極力減らすことが重要です。さきほどのグラフ(姿勢と腰への負担(椎間板の圧力)の関係)であお向け寝」や「横向き寝」でいないと、椎間板に圧力が加わるたびに痛みが増すので、まずは安静が必要になります。2~3日間の安静が最低必要になるでしょう。少しでも動けるようになってから早期解決に向け対処していきましょう!

【背骨の歪みを調整し、一気に回復を早める!】

起きてしまったら仕方ありません。その痛みを何とかしたい気持ちもわかります。重症度が低いケースだと、背骨の歪みを調整することで、一気に回復が早くなります。理由は、背骨が歪んだことで、神経や血管の圧迫が取り除かれ、神経と血液の流れが正常に回復していくからです。ギックリ腰の対処として、強いマッサージはお勧めしません!傷んでいる筋肉や、圧迫している神経や血管をより悪化させるケースがあるからです。正しい対処法は、背骨を立てることができなくなったその歪みをしっかり整えることなのです。

背骨を調整するメリットは・・・
●神経の流れが回復すると、脳からの命令が正常に届くようになるので、筋肉がしっかり伸び縮みするようになり腰が動かせるようになる
●神経の流れが回復すると、脳からの命令が正常に届くようになるので、関節が正しく動くようになり、腰も前かがみや後ろに反ったり、また左右に側屈したりとしっかり動かせるようになる

背骨・骨盤のズレが引き起こす障害については、こちらの映像をご覧ください。↓

ギックリ腰のように急に筋肉や靭帯、神経、血管などをキズつけて傷めてしまった場合は、すぐに痛みが取れるわけではありません。いわゆる組織(細胞)の修復が必須になります。このとき、必要なのが①神経の流れの回復と、②栄養と酸素の供給です。

痛みは、細胞に酸素が行き渡らなくなったことをあなた本人に知らせるSOSのサインです。いわゆる「血行不良」なのです。血行不良になる要因はいくつかあります。
1⃣血管の圧迫 2⃣神経の圧迫 3⃣血の汚れ(老廃物) 4⃣血管が狭い(血栓)などが考えられ、ここでは1⃣血管の圧迫2⃣神経の圧迫を取り上げ、先程の①神経の流れの回復と、②栄養と酸素の供給についてそれぞれの解説をします。

①神経の流れの回復が必要な理由
神経は筋肉や靭帯、血管などの状態を脳へ知らせる情報伝達の配線です。また脳からの命令を全身へ送り届けることができるとカラダの機能が正常に働きます。神経が圧迫されると、脳からの正しい命令が届かなくなり、また筋肉や靭帯、血管の悪くなっている状態を脳へ伝えられないので、カラダは正しく機能しなくなってしまいます。ですから、神経の流れを正常に回復させることが重要なのです。

②栄養と酸素の供給が必要な理由
痛みの原因として一番多いとされているのは、血管の圧迫による酸素不足です。筋肉などの細胞に酸素が届かないと酸欠状態になり、細胞は「酸素をくれ~!」と悲鳴をあげます。悲鳴を聞いた神経は、その配線を介して脳へ酸素供給の要求を出します。脳はその情報をもとに、酸素の行き届かなくなっている部位に、「酸素を送れ~!」と命令を出します。その命令を聞いた血管は酸素を送る込むために、血管を広げる物質(痛み物質:プロスタグランジン、ブラジキニンなど)を放出し、血管を広げ酸素供給を図ります。これが痛みのメカニズムです。


背骨を調整することは、①神経の流れの回復と、②栄養と酸素の供給を促すことになります。悪いカラダの状態を脳が正確に把握し、正しい命令を下せるようになると、自然治癒力が最大限発揮できるようになり、ギックリ腰は治っていくのです。

【オプティマルヘルスセンター(OHC)では、ギックリ腰にはどう対応しているの?】
私の経験上、ギックリ腰には、大きく分けて3つのパターンに分かれます。

①ほとんど動けない 這って動くことが精いっぱいパターン
介護状態・・・ 2~3日は絶対安静!痛みが引いてくるまでかなりキツイ

②座っているのも立っているのも痛みがひどい なんとか動けるが動かそうとする度にピキッっと激痛パターン
靴下履けない・・・できる限り動いて生活がベスト!急な動きや長時間同じ姿勢は止める
 
③腰はズシンと重いし痛みもあるが動ける 反ること・前かがみができない
腰が反れてない・・・歩いたりストレッチ・体操でかなり良くなる

これら3つのパターンによって、施術内容や手法が大きく変わります。むやみにマッサージしたり、指で押し圧したりすると悪化するケースが多々あります。ギックリ腰は「全身の疲労」の蓄積です。その疲労に耐えられなくなった筋肉や関節、神経がいっきに爆発した状態であると考えてください。ですから、筋肉の緊張や炎症の状態、歪みの度合い、神経への刺激具合など、様々なことを把握し対処していく必要があるのです。 

もし、あなたが3院以上、3か月以上通っているのに一向に良くならない場合は、背骨、神経、脳の専門とした施術を行うオプティマルヘルスセンター(OHC)へぜひお問い合わせください。本来、オプティマルヘルスセンター(OHC)は紹介制ではありますが、ご紹介者のいない新規のお客様もお受けしております。

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