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感染症に負けないカラダの作り方

新型コロナウイルスが世界で猛威を振るっている。世界的にマスクが不足する事態になっているが、マスクでは予防できないと言われている。そう、ウイルス自体は非常に小さく、マスクの微細な穴でも通過してしまうからだ。新型コロナウイルスの致死率は0.2~0.6%と言われており、一般的なインフルエンザウイルスの致死率0.1%とそう大きな違いはない。

では、亡くなる人とウイルスに打ち勝ち生きる方の大きな違いは何なのでしょうか?

それは、人が持つ本来のチカラ「自然治癒力」にあると言えます。

●自然治癒力とは?
自然治癒力とは、病気になったとき、もしくは感染症にかかりにくさや罹ってもそれに打ち勝つチカラと言ってもいい。では、そのチカラにはどんなものがあるのか?

図にように大きく分けて3つのチカラがあると言われております。

① 自律神経系(脳や神経機能)
自律神経とは循環器消化器呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。
基本的な身体を動かす為に頑張っている神経なので、自分の意思で止めたりする事はできません。

その中でも、脈拍や呼吸数の増加・体温の上昇など、身体を激しい状態にするのが交感神経と言います。
一方、睡眠や休息を行う時に活性化し、脈拍や呼吸数の低下、身体の弦緩など身体をリラックスさせ、休息に適した状態にするのが、副交感神経と言います。

健康な状態では、これら相反する2つ神経活動の網引きのバランスが保たれ、身体は問題なく休息と活動のそれぞれ適した状態に移行できるのですが、

何らかの原因でこれらの神経活動の調和が崩れると、身体に様々な影響が出てきます。

② 内分泌ホルモン系
ホルモンはカラダの様々なはたらきを調節する化学物質です。からだの外側・内側で環境(かんきょう)の変化が起きても、カラダの働きを常に同じになるように保つ働きをしています。女性ホルモン、男性ホルモンはその一部です。主に血液を通して各臓器とのキャッチボールをしているイメージです。このホルモンが正常に分泌され、各臓器へ荷物を届け次の指令を出す、そんなことを行っており、これが働かないと各臓器はキャッチボールができなく、何をしたらいいか混乱することになります。

③ 免疫防御系
免疫とは、カラダに入り込んだ異物を排除したり、闘い殺したりする大変重要な機能です。新型コロナウイルスに対抗するにもこの免疫系が正常に働いていることが重要です。主に、腸内や血液中でこの機能が発揮されております。

【背骨を整える重要性】
①~③にように、これら3つの機能が正常に働いている必要があります。この3つの機能の情報のやり取りをしているのが「神経系」です。(図の中央に背骨の図がありますね)

脳から出た神経は背骨を通って、カラダ中の各臓器に行きわたり、各器官の情報伝達を行っているのです。脳(自律神経)は各臓器の情報を集め、何をしたらいいのか指令を出します。背骨に異常があると、その情報を正しく伝えることができず、混乱し判断が遅れたり、正しく機能しないケースが出てきます。背骨のズレを正し、神経の流れを正常にすることは、自律神経系・内分泌ホルモン系・免疫防御系の3つの機能を正常に働かせるのに重要なことなのです。

① 自律神経は、「中央コンピューターで司令塔」

② 内分泌ホルモン系は、「必要な物資を運ぶ輸送機」

③ 免疫防御系は、「戦闘部隊や防衛部隊と物資の製造工場」

と考えると分かりやすいと思います。

そして、

④ 神経系は、これら①~③の、「情報の送受信機」です。

まとめ

自律神経系は、主に「セロトニン(幸せホルモン)」

内分泌ホルモン系は、主に「血液」

免疫防御系は、主に「腸」「血液」

神経系は、「背骨」が正常に働いていることが重要です。血液や腸に関しましてはまた別の機会に記載いたします。