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更年期、頭痛などに効果アリ!セロトニンを活性化して体調不良を克服

更年期、頭痛などに効果アリ! セロトニンを活性化して体調不良を克服

 

「セロトニン」は「しあわせホルモン」などと言われて、健康コラムなどでしばしば紹介されるので、名前は知っているという方が多いでしょう。しかし実際になににどのように作用するのかということまでは知らない、というケースが多いようです。

そこでこの記事では、セロトニンがなぜこれほど重要視されているのかをまとめます。

セロトニンって何?

セロトニンは脳内の神経物質のひとつで、セロトニン神経を通じて脳の中に広がっていくことでいくつもの重要な役割をこなします。ここではセロトニンが及ぼす5つの作用を説明しましょう。

起床時の覚醒をスムーズにする

セロトニンが足りていれば、朝起きた時に爽快感があり、起床後の活動状態に入りやすくなります。逆に不足しがちになると寝起きが悪くなり、朝のスムーズな活動がしにくくなります。

痛みを抑える作用がある

セロトニンは活発化している時に、痛みを伝達する神経を制御するので、痛みを押さえる作用を持っています。一方セロトニンが活発化していなければ、わずかな痛みでも過剰に「痛い」と伝達されてしまうことがあります。

筋肉に作用して姿勢や表情を引き締める

人間には抗重力筋という筋肉があり、地球の重力に対抗する機能を持っています。セロトニンは抗重力筋に作用して、正しい姿勢を保ってくれます。

セロトニンが不足すると、重力に抵抗する作用が低くなり、体全体としては猫背になったり、歩き方に躍動感が無くなったりして、外観に影響が出ます。抗重力筋が弱まるとまぶたを上げる力も弱まるので、顔の表情からもスッキリした感じが減っていきます。

心のバランスを保ってくれる

セロトニンが不足すると集中力が低下して、落ち込みやすくなったりイライラする気持ちが強まります。また食欲のコントロールがしにくくなって太りやすくなることもあります。

これはセロトニンが、ノルアドレナリンとドーパミンという脳内物質の調整を受け持っているからです。ノルアドレナリンは緊張や不安をもたらしますが、その反面集中力や積極的に何かに取り組む意欲をもたらしてくれます。しかし多くなりすぎると、ヒステリーやパニックになりやすく攻撃性も増してしまいます。

ドーパミンはものごとをやり終えた時の喜びや楽しみをもたらしますから、意欲に関連しています。しかし過剰になると過食や依存におちいりやすくなります。

ノルアドレナリンとドーパミンは、それぞれがバランスの良い状態であることが望ましく、その調整をしているのがセロトニンです。セロトニンが不足すると感情のコントロールが難しくなり、平常心を維持しにくくなるのはノルアドレナリンとドーパミンをコントロールできなくなっている状態なのです。

自律神経のバランスを整える

セロトニンは交感神経と副交感神経の切り替えを良くしてくれるので、自律神経のバランスを整える働きを持っています。

自律神経のバランスが崩れると、内臓の働きが悪くなって消化不良や便秘・下痢などが起こりやすくなりますし、体温調節や呼吸系に支障をきたすこともあります。

また腰や肩、首などの痛みなどにも自律神経の乱れが関わっている時があります。

セロトニンを増やすには

この項目では、セロトニンを上手に増やすための方法を解説します。

日光を浴びよう

セロトニンは太陽の光を浴びることで合成されます。近年は熱中症や紫外線による影響も唱えられていますから長時間当たる必要や、無理に直射日光に当たる必要はありません。

出来れば朝、目覚めた後に20分程度日光浴することをお勧めします。それによって体内時計の調整がスムーズになる、夜間に眠りやすくもなる、効果的にセロトニンも合成されるなどの効果があります。

生活にリズム運動を取り入れよう

ダンスやジョギングなどの同じリズムを保つ動きはセロトニンを増加させます。また、食事の際の食べ物を噛む動作もリズム運動に含まれます。

ただしぼんやり景色を見ながら歩くことなどでは効果は薄いので、例えば早朝の人が少ない時間に30分集中してリズムよく歩くなどが効果的です。始めた当初はセロトニンの活性化は運動中とその後の短い時間に限られます。しかし、その運動を3ヶ月継続すれば脳の構造が変わり、セロトニンが活性化しやすくなります。

人とスキンシップをとろう

人とのスキンシップをとるとオキシトシンという脳内物質が分泌されます。夫婦や恋人、家族であればハグや手をつなぐことなどがわかりやすいですが、友人同士、同性同士であれば肩をもむとか一緒に食事をすることでも構いません。また、マッサージやエステなどのサービスを受けることでもオキシトシンは分泌されます。

オキシトシンはストレス中枢を和らげてくれるので、精神的苦痛を緩和してくれます。同時にセロトニンも分泌されるので、心のコントロールがしやすくなり、日常への意欲もわいてきます。

まとめ

セロトニンという神経物質についてまとめました。セロトニンはここまで書いてきたように、人が幸せに生きるために重要な役割を持っています。

実は上の項目で上げた3つの方法の他にも、セロトニンを分泌させる方法があります。それは茨城県のオプティマルヘルスセンターで行っている、カイロプラクティックを用いたセロトニン活性療法です。

この施術は、強い指圧を行なったりするのではなく、なでるように優しい手技で、頭痛や肩こり、首の痛み、更年期障害や不眠、うつなどの症状を改善します。

個人差はありますが、一回の施術でも来院前より非常に楽になった、という感想を数多くいただいています。セロトニンを増やして心身の不調を解消したい方は、お気軽にオプティマルヘルスセンターにご相談ください。