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くの字に曲がったギックリ腰を2回で劇的解消!

グニャっと曲がった腰、どうする?

6年ぶりに来院された80代女性、Tさん、2週間ほど前に花壇のお手入れに追われ、疲労がたまったのか、腰に違和感を覚え、それ以降、痛みがだんだんひどくなり、いつか治るだろうと考えていたが、一向に治まらず、3日ほど前、激痛とともに起きれなくなった、、、つまり、ぎっくり腰になってしまった。あまりにもひどい痛さと動けないため、緊急で定休日である日曜日に連絡をくれました。当センターは急患やどうしても予定が合わず営業日に来れない場合は、時間外休日対応(施術料金+10%)ということで、お受けすることがあります。今回はあまりにもひどい様子のため、対応させていただきました。

来院されたとき、娘さんの運転する車で助手席からやっとのことで降りてきました。腰は伸びない、グニャっとくの字に曲がった腰で、立つこともままならないし、座って立つときの痛みがひどいという。ベットに横になることもキツそうでした。6年前来院されたときも、同じ様子で、今回は前回よりもまだマシな方だとおっしゃいました。

私  :「Tさん、やってしまいましたね~」
Tさん:「我慢していたら、やってしまいました、、、急にすみません」
私  :「6年ぶりですよ!その間にかなり歪んでしまって、花壇のお手入れが引き金となって、我慢したことが原因ですね」
Tさん:「ですよね~分かってはいたのですが、年金生活ですし、なかなか腰が重くほったらかしにしてました、、、」
私  :「状態診ると、かなり悪そうです。3回は連続で治療受けないと、今回もキツイですよ!しっかり来れますか?」
Tさん:「はい、来させていただきます!このままでは何もできないので、、、」

多くの方は、カラダに不調が出てから対処します。症状が出てから市販のお薬を飲む。はたまた病院に行く。すぐ対処することは重要です。しかし、症状が出てから、病気になってからでは遅いケースもあるのです。私たちは歯磨きを毎日しますよね。爪は1~2週間程度したら切ります。ネイルでも数週間程度でお手入れしてもらいに行くはずです。髪の毛は月1度程度、美容院に行き、切ってもらったりお手入れしますよね。

実は背骨骨盤も歪んだら調整が定期的に必要なのです。背骨や骨盤の歪みは様々な要因で起きます。歪んだ背骨や骨盤は、神経系に支障をきたし、カラダの不調として現れます。症状はカラダのSOSなのです。このことを分かりやすい映像でご覧ください↓(4分程度)

髪の毛は伸びるとまとまりが悪くなりと、本人には分かりやすい変化です。しかし、背骨や骨盤は歪んでいても一見分かりにくいものです。痛みや何らかのカラダが発する症状が出ない限り、本人は気づかないのです。

当センターに来られる90%の方は、カラダに不調が出ていなくても、背骨と骨盤の調整に来院されます。カイロプラクティックは健康で症状が出ていなくても、その良い状態を維持するために、定期的に調整することができる施術なのです。患者様の多くはこのことを理解し、健康維持のために来院されます。

背骨の歪み・ズレが起きると、2週間程度で悪化する可能性があります。つまり、2週間以上、背骨のズレを放置しておくと、症状・不調が出てきてもおかしくないのです。姿勢や動作のクセが強かったり、重労働であったり、長時間に及ぶ同じ姿勢でのデスクワークであったり、私たちの背骨や骨盤にかかる負荷はあなたが想像するほど軽くないのです。

 

施術法とその経過

初診時(1回目)の施術

まずは、どのような動きで痛むのか、そのときどこが痛むのかを、部位や動作を確認し、その部位と動作をラクにすることから始めました。立った状態での背骨や骨盤は、筋肉の状態はかなり深刻で真っすぐ立ってられない状態。腰の痛みと、脇腹(左骨盤の上)へ痛みが走るようでした。ギックリ腰がひどいために、腰や脇腹の筋肉は危険を察知して周辺の筋肉を固めようと硬直していました。背骨周辺や脇腹の痛みを軽減するため、まず立った状態で腰周辺の筋肉を左右の側屈で動かしてもらい、筋肉を少しづつ弛緩させて、痛みの半減を狙いました。ある程度軟らかくなったら、歩行してもらい、どこに痛みがでるのか、歩行の歩幅や、歩き方などを観察しました。腰をかばうような歩き方で膝は曲がり歩幅は小さくのろのろ状態でした。歩行時には脇腹の痛みの方が強いようでした。これは歩行時に、左右の骨盤が前後に動くため、脇腹の筋肉(腹斜筋群)が動かないよう強く縮むからです。

その後も、立った状態で腰周辺の筋肉を緩めて歩行してを、数回繰り返し、ある程度腰がラクに時点で、うつ伏せになっていただきました。動作一つ一つが危なっかしく、ゆっくりでしたが、うつ伏せになれました。

一番の問題は、仙腸関節であろうと予測はしていました。案の定、両方の仙腸関節には全く動きはなく、周辺の筋肉や靭帯の硬直もひどい状態でした。仙腸関節が動かなくなると、座位から立ち上がるときに痛みがひどくなったり、歩行時に歩きがぎこちなかったり、腰が痛くなったりと、私たちが生活するうえで、大変な支障をきたしてしまう影響力のある関節です。

Tさんにはアジャストメント(瞬時に行う矯正)ではなく、仙腸関節を小さな動きで調整していきました。大きく動かすと、筋肉は硬直し、痛みがひどくなるケースもあるからです。特にぎっくり腰は負担のない矯正方法の選択が重要なのです。微調整を何度も繰り返し、両方の仙腸関節を緩め、仙骨と腰椎の関節(腰仙関節)の調整も念入りに行いました。とにかく、ガチガチに硬く、神経圧迫や血流不足がはっきりとわかる容態でした。当センターの施術法の一部はこちらの映像をご覧ください。↓(Tさんに施した施術は含まれておりません。参考まで)

骨盤調整と言われるものは大変が仙腸関節を調整することがメインです。高齢になると仙腸関節はかなり動きが悪くなり、男性ではほとんど動かなくなるとも言われています。しかし、仙腸関節を調整し、動きをつけてあげると、腰がラクになったり、坐骨神経痛が治ったりしますので、動きにくい高齢者の仙腸関節にもアプローチします

1回目の施術後、だいぶ腰はラクになったようです。歩くのも脇腹に少し痛みが残るが、立ったり座ったりの痛みが半減したようです。早期に解決したいようでしたので、また次の日に来てもらうことにしました。

2回目の施術(翌日)

2日目の腰の状態は良くだいぶラクに動けるようになったと、今回はご自分で運転されて来店されました。朝起きたときも動きはラクで、痛みでやっと起きていた日が続いていたようで、翌日の朝はラクに起きれたことを喜んでおりました。前日の施術の効果も残っており、仙腸関節も動きが良くなっておりましたので、2回目はアジャストメント(瞬時の矯正)も可能かと判断し、矯正を行いました。2回目の施術後には、歩行も速くなり、脇腹の痛みもほとんどない状態でした。この翌日、車で遠出をしなければならないとのことで、また翌日予約していただきました。

、、、が、だいぶ治ったのか、TさんよりLINEが入りました。
「だいぶ経過が良いので、このまま遠出できそうですので、また次回お願いします」と。

多くの方はご自身の判断で来院を決めます。ただ本来はしっかりと関節の動き、筋肉や靭帯の状態など加味したうえで、治療の間隔をあけるものです。Tさんは、だいぶ治ったことで、2回の施術で終わりましたが、再発しないためにもあと2~3回は来てほしかったな~と思ってます。最終的にはご本人が判断するのですが、、、健康にお金をかけることは、将来的には節約になることをお伝えしたいな~と思います(^^

3週間ほど経過しましたが、Tさんから連絡はありません。あの痛みは再発していないようですね。ひと安心です。

 

最後に

オプティマルヘルスセンターは只今(2023年4月現在)、定期的なメンテナンスや通院中の方で大変混み合っておりましたが、3週間先程度の余裕のあるご予約ですと、予約枠が空いております。オプティマルヘルスセンターは基本紹介制の施術院ですが、どうしても近隣に治療院がない、どこ行っても良くならないという方は、下記の予約専用LINE(友だち追加)を登録し、その旨お伝えください。誠心誠意、対応させていただきます。

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