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腰痛、両足のしびれ、脊柱管狭窄症にサヨナラ!

脊柱管狭窄症でも諦めない!

80代男性Hさん、最初当院に来られた時は、満身創痍、歩くのもままならない、身体はやせ細り、覇気がない状態でした。悩みは、お尻(臀部)から腿裏、足先にかけてのシビレと痛み、そして歩くと数10メートル程度で痛みがひどくなり長く歩くことができない、、、こんな状態でした。驚いたのは身長170㎝弱なのに、体重が42㎏しかないことだ。急激にやせてしまい筋肉も落ち、体力もない状態でした。脊柱管狭窄症の手術を検討するも体重が少ないため、手術を見送っているようでした。

Hさんのカラダの状態は、
1⃣ 骨盤周辺(とくに仙骨)がガチガチに硬く関節(仙腸関節)がまったく動いていない
2⃣ 腰(腰椎)も柔軟性がまったくなく棒のようにガチガチに硬い
3⃣ 筋肉量が少なく、その少ない筋肉の緊張が脚全体にある
4⃣ 足の関節、かかとや指などすべての関節が硬い

臨床上の経験から、細い身体の人ほど体全体的に硬く、背骨や骨盤も硬い傾向にあります。特にこの男性Hさんの身体は、筋肉がまったく無いのでは、、、と思うほど細い身体でした。また、皮膚を観察しますと、こげ茶や黒っぽくなっており、血色も悪いように思えました。Hさんのように血流の悪さは、痛みやしびれの原因になっているケースが多く、脚全体の血行不良を改善する必要があります。同時に脊柱管狭窄症の症状を悪化させている腰部~仙骨の坐骨神経への圧迫、これは歩行などでより強く圧迫を加えられると症状がひどくなっていく、典型的なパターンです。

脊柱管狭窄症の施術法

まず、1⃣と2⃣の問題を中心に調整していくことが大切です。骨盤の可動性がないと腰部(腰椎)への負担が大きくなり、背骨のズレ・歪み(サブラクセーション)が起きやすくなります。この背骨のズレ・歪みが引き起こす問題はこちらの映像をご覧ください。↓

脊柱管狭窄症を改善するには、骨盤の関節の中で最も重要な関節のひとつ、仙腸関節を重点的に調整する必要があります。この仙腸関節は、腰部(腰椎)だけでなく、全身の姿勢バランスにも影響を与えるため、必ず調整しなければならない部位でもあります。とくに、80歳を超えてくると仙腸関節の可動性はほとんどなくなり動きにくくなります。そうなると骨盤周辺が固まってしまい、その後腰部(腰椎)もそのバランスの関係で固まっていきます。本来は可動性があるうちに対処しておくべきなのですが、、、今回のケースはそうもいきません。すでに可動性がほとんどなくなり、かなり強固に固まってしまっている状態でした。だからといって、力任せに仙腸関節を矯正してもしても、可動性はつきません。そのように固まってしまった仙腸関節は、微妙な矯正を繰り返し、少しづつ少しづつ動かしていかないと動かないものなのです。とにかく、仙腸関節が少しでも可動性するよう矯正をしていきました。その調整法はこちらの映像をご覧ください。↓(開始1分程度のところの映像です)

この80代男性の仙腸関節はかなり硬く苦労しました。少しでも力を入れすぎると、防衛反応で関節がすぐ固まり動きにくくなる一方、入れなさすぎると全く動かないという厄介な仙腸関節でした。

1回目の施術後(2回目の来院時:4日後)

本人の感想 ➡ 少し歩きやすくなったが、腰の痛みは変わらず 膝の痛みあり
この感想から、「歩きやすくなった」というのが大きなポイントです。仙腸関節は、歩行時に、左右の骨盤、いわゆる腸骨が前後屈運動することで可能になります。仙腸関節の動きが無くなることは、歩行がスムーズに行えなくなることでもあります。「歩きやすくなった」ということは、仙腸関節が動き出したという証拠でもあるのです。ホッとしました。これで、治る可能性があることが分かったことでもあるのです。歩きやすくなったことで、今まで膝が動いていなかった分、膝を動かせるようになったことで、膝が痛んだ(筋疲労が起きている、これは治る過程で起きる良いことの証です)

2回目の施術(3回目の来院時:2日後)

本人の感想 ➡ 仙骨の上辺りが痛む 股関節・膝に痛み 両スネと足裏にシビレ
もともと全体的に起きていた腰の痛みが、局所的に、仙骨の上部付近へと変わってきている。これは治療をしていく中で、痛みが分散していたのが、悪いところが明確になったことを意味します。股関節にも痛みが起きているのは、歩きやすくなったことで、歩行時間が長くなり、使われていなかった筋肉が動かせるようになったことで、筋疲労が起きている証拠です。痛みが全て「悪」ではなく、血流を流そうと、痛みの物質(プロスタグランジンやブラジキニン)を出し、血管を広げようとする治癒反応なのです。

3回目の施術(4回目の来院時:5日後)

本人の感想 ➡ 足が上がるようになった 腰から臀部・足にシビレあり
やっと股関節が十分に動きだせるようになったサインです。今までは足が上がっていなかったということです。歩き方も、歩幅が小さく、ちょこちょこと歩いていたということです。やっと股関節が使える歩き方になった証拠です。人間の姿勢や歩き方は、健康の基本です。歩き方が悪い人は、姿勢にその悪影響がでてしまうものです。

4回目の施術(5回目の来院時:2日後)

本人の感想 ➡ ジャンプができるようになった 片足立ちができるようになった 腰痛はある
ジャンプができるくらい腰や骨盤への衝撃が加わっても大丈夫な腰や股関節、膝になったと言えます。筋肉がより使えるようになったことで軽快なカラダに戻りつつある状態であると言えます。腰痛は残ってますが、シビレは感じていないようです。

以降の来院時には、症状はほとんどなくなり、長く歩くと腰に痛みが出る、という状態まで回復しました。初めての来院から4か月が経過し、現在は定期的に月1程度の来院になり、普段の生活には支障のないレベルまで復調し、快適な生活を過ごしているようです。

最後に

オプティマルヘルスセンターは只今(2023年1月現在)、定期的なメンテナンスや通院中の方で大変混み合っております。初めて受けられる方は、紹介者がいる方のみ受付している状態です。あなたの近隣に治療院がない、どこ行っても良くならないという方は、下記の予約専用LINE(友だち追加)を登録し、その旨お伝えください。対応が可能かどうか検討いたします。ただし、通院が前提での受付になりますこと、ご了承お願いいたします。

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